最適なSDカードをお選びいただくために

SDカードは、大きく分けてデジカメやデジタルビデオカメラなどで使用されている「SDカード」とスマートフォン、ゲーム機（Nintendo Switch等）、アクションカメラなどに使用される「microSDカード」があります。

SDカードが切手ほどのサイズ、microSDはさらにコンパクトなサイズとなっています。

microSDはSDカード変換アダプタを使用することでSDカード用の機器にもご利用いただけます。SUNEASTのほどんどのmicroSD製品にはSDカード変換アダプタが付属しています。

SDカードおよびmicroSDカード
容量ごとの正式名称

SDカード / microSDカードは、正式には容量によって名称が「SD / microSD」、「SDHC / microSDHC」、「SDXC / microSDXC」に区別されます。

	〜 2GB	4 〜 32GB	64GB 〜
SDカード	SD	SDHC	SDXC
microSDカード	microSD	microSDHC	microSDXC

	種別	詳細
UHSインターフェース	UHS – I	UHS-Iは従来のSDカードの9Pinのインターフェースを踏襲しながらクロック数を高めることで高速化を実現した、2010年にSDアソシエーションが策定した規格です。 SDR104モードでは最大104MB/s 、DDR200モードでは最大200MB/sの転送速度を実現します。
	UHS – II	UHS-IIは従来のSDカードの9 Pinから17 Pinに増やし、互換性を持ちながら転送容量を飛躍的に増大させた規格です。2011年にSDアソシエーションが策定いたしました。 FDR156モードでは最大156MB/s 、HD312モードでは最大312MB/sの転送速度を実現します。
UHSスピードクラス		SDアソシエーションで定められたUHSバスインターフェイス製品向けの速度規格です。「UHSスピードクラス1」は10MB/秒、「UHSスピードクラス3」は30MB/秒のデータ書き込みの最低保証速度を表しています。 なお、保証速度を発揮するには、SDカードと使用機器の両方がUHSスピードクラスに対応している必要があります。
最低保証速度 ビデオスピードクラス		最低保証速度ビデオスピードクラスとは、動画撮影のためのメモリカードの書込みの最低速度を保証する規格になります。 V10、V30、V60、V90はそれぞれ 10 MB/s、30 MB/s、60 MB/s、90 MB/sを保証しており、それぞれの保証速度から撮影したい動画サイズに適したカードが判断できるようになっています。

アプリケーションパフォーマンスクラス

SDメモリカード使用用途として、スマートフォンのアプリインストールやアプリデータの格納などのケースが増えています。
またAndroidでは、スマートフォンに十分な内蔵メモリがない場合にアプリケーション用メモリ拡張としてSDカードを使用することも行われております。

こうしてランダムおよびシーケンシャル双方の読込 / 書込性能の改善が求めらるようになり、SDアソシエーションにて新たにアプリケーションパフォーマンスクラスが策定されました。

アプリケーション パフォーマンスクラス	ランダムリード 最低処理速度	ランダムライト 最低処理速度	シーケンシャル 最低処理速度
	1500 IOPS	500 IOPS	10MB / 秒
	4000 IOPS	2000 IOPS	10MB / 秒

高速での連写や、大きなサイズの動画撮影を行う場合は、カードのスピードクラスが重要となります。

ビデオスピードクラス	最低転送速度	UHSスピードクラス	8Kビデオ	4Kビデオ	フルHDビデオ
	90MB / 秒		○	○	○
	60MB / 秒		○	○	○
	30MB / 秒			○	○
	10MB / 秒				○

SDカードに保存できるデータ量の目安